注文住宅を建てるための土地探しのポイント
建築条件付きかどうか
注文住宅を建てるために土地探しをする場合に、気にしなければならないポイントは多岐にわたります。その中にはわざわざ言われなくても分かるようなものも多いのですが、意外とチェックが漏れがちなものも少なくありません。例えば、注目している土地に建築条件が付いているかどうかについては、あまり気にしないという方もいるのではないでしょうか。しかしながら、安いからといって建築条件付きの土地を購入してしまうと、後になって希望していたハウスメーカーで家が建てられないということが判明して困った事態に陥りかねません。そうならないようにするためにも、建築条件が付いている場合は、家造りにあたってどこの建築会社等と契約しなければならないのかをしっかり確認しておく必要があるのです。
どのような建築制限が設けられているのか
ほとんどの土地には建築制限が設けられています。例えば、多くの場合に設けられているのが建ぺい率や容積率で、この条件が厳しい場合には、広めの土地を購入しても、あまり大きな建物は建設できない可能性があります。例えば、同じ50坪の土地を購入しても、容積率が80パーセントだと延べ床面積が40坪の建物しか建てられないのに対し、200パーセントの場合は100坪までの大きさの建物が建てられることになります。必ずしも建築制限が緩い土地が良い土地というわけではありませんが、希望している形状やサイズの建物を建築できるかどうかを確認するためにも、あらかじめどのような制限が付されているかはしっかりとチェックした方がよいでしょう。
注文住宅の最大のメリットは、自由に間取りなどを決めることができる点になります。また建築の過程を見ることができる点もメリットになり、現場で行われている工事をリアルタイムでチェックすることができます。